「新たな地域医療構想の動向とその目指す姿」
〜実効性のある運用と私たちの役割〜

2025年を目標に行われてきた地域医療構想は病床数や機能分化等についての取り組みが進められてきました。それらは、2026年からはじまる新たな地域医療構想について受け継がれ、さらなる刷新が検討されています。その目的は85歳以上人口の増大や現役世代の減少に伴う医療需要の変化に対応できるよう、2040 年頃を視野に入れつつ、病院のみならず、かかりつけ医機能や在宅医療、医療・介護連携等を含め、中長期的課題を整理して検討を行うこと。そして、実効性を持たせるため、都道府県の責務の明確化等に関し必要な法制上の措置等について検討を行うことが明記されています。地域における病院と介護施設の連携のみならず、居住を軸とした包括的な支援のあり方の具体が示される内容となります。医療・介護サービスの地域偏在への対応や、認知症高齢者の生活支援と共生を担う住民の意識変化なども含め、この地域医療構想の目指す姿について講演を企画しました。基調講演は本学特任教授であり、新たな地域医療構想等に関する検討会委員でもあられる香取照幸先生に基調講演をしていただきます。
会場:教育棟Ⅲ‐216  アクセス:https://www.u-hyogo.ac.jp/about/access/kobeshoka/(6番)

セミナー概要SEMINAR OUTLINE

  • 2025年3月15日(土) 13:30~16:40 入室受付13:10~

    13:30  開会 司会・進行

     木下 隆志(本学社会科学研究科 教授)

    13:40~15:00 第1部

    「新たな地域医療構想の動向とその目指す姿」

    香取 照幸(本学社会科学研究科特任教授、一般社団法人未来研究所

    臥龍代表理事)

    (休憩10分)

    15:10~16:20 第2部 シンポジウム

    コメンテーター 小山 秀夫(本学社会科学研究科 特任教授)

    筒井 孝子 (本学社会科学研究科 教授)

    三浦 公嗣(本学社会科学研究科 特任教授)

    香取 照幸(本学社会科学研究科 特任教授 再掲)

     16:30  終了

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